先日東京のZeppHANEDAで行われたTempaley『ゴーストツアー』に参戦してきました。2020年12月にメジャーデビューしても、中毒性の高いサイケデリックな音楽は健在です。
音楽性がより洗練されて世界観が確立されている唯一無二のバンド、Tempaley。
2021年5月13日に行われたツアー最終日のライブについて、遠征日記を書いていきます。
- ライブに行きたいけど行けなかった
- ライブ遠征ってどんな感じだろう
- ライブの感想を共感・共有したい
こんな気持ちの方に少しでも参考になれば幸いです。
ライブ遠征の旅へ出発!高級夜行バスは快適で非日常感が味わえる
関西からの移動なので、大阪駅から夜行バスで東京へ出発です。
(↑梅田スカイビルのバス乗り場)
新幹線で行きたいところですが、夜行バスだと新幹線より6,000~7,000円安かったのです。
飛行機も選択肢の中にありましたが、今回は夜行バスになりました。
なぜかというと・・
WILLERの3列シート『リボーン』が格安で予約できたからです。
眠るための環境に特化しているのが特徴で、リクライニングは156度まで倒すことができるという。
待合室では10分前にアナウンスがあり、バス乗り場へ案内されます。梅田スカイビルのバス乗り場から22時出発。
この日は雨。待合室からバス乗り場まで屋根がなく100mほど離れているので荷物が多いと傘を差さないといけないのが手間でした。しかし、待合室はめちゃきれいです
高級バスリボーンですが、乗り心地はとってもいいですしリクライニング効果は今までで一番でした。腰が痛くない!!がしかし、私は寝れそうで眠れない、あさーい睡眠を繰り返すような感覚でした。
※普段から家でないと寝れないので、そうじゃない方は快適だと思います)
東京に到着!ライブまで疲れを癒すべくネカフェ&ホテルで休憩
池袋駅に7時15分に到着(リボーンに乗りたくて少し遠い降車場になりました)
(↑池袋駅到着!なにげに初めてのブクロです)
本来ならば町田にある『スヌーピーミュージアム』に行きたかったのですが、このご時世的に観光するのは控えたほうがいいし、そもそもどこも開いてない。
帰りのバス・宿泊ホテルは横浜駅なので、朝早いですが早速横浜へ出発します。
東京の駅は電車の種類がたくさんあるし、乗りなれてないので寝不足な頭をフル稼働です。横浜駅に到着し、お腹がすいたので吉野家で朝ごはん。(今回はライブメインの旅なので、食にこだわりはございませぬ。)
ホテルのチェックインは14時からなので、漫画喫茶で時間つぶし&仮眠をします。
ラッキーなことに宿泊ホテルの2軒となりに漫画喫茶まんぼーがあるじゃないですか。
(↑撮影はライブ帰りに。セブンの奥が宿泊のカプセルホテル)
5時間パックで入館し1,400円という良心的な値段。
まんぼーは初めてでしたが、身分証の提示などはなく免許証を持ってくるの忘れてたので助かりました。顔を洗ったり歯磨きをしてから、漫画も読まずほぼ仮眠に時間を費やしました。
カプセルプラス横浜にチェックイン。
今回の宿泊先は初めてのカプセルホテル!『カプセルプラス横浜』!
2021年3月オープン(2か月前!!)で、とっても清潔感のあるスタイリッシュなカプセルホテルです。
(↑お洒落で洗練された館内。男性はサウナのみの利用も可能だそうです)
実は昨日から女の子の日になりぐったりしてしまっていたので、ライブ時間までまたまた仮眠です。
ホテルの寝具を汚すと清掃代請求しますとの文言を肝に銘じつつおとなしく回復を図っておりました。
(こういうイベントの日に生理になるのって本当に嫌ですね。)
気兼ねなく休めるのも、ボッチ旅のいいところです。気を使わないで済む。
(↑2階女性専用フロア、壁に直接書かれてる案内図。いちいちお洒落)
Tempalayのライブ参戦!ZEPP羽田へレッツゴー
実は2階席の最前列のチケットをゲットしている私。だからこそこのライブは無理してでも行きたかったのです。(座席番号みたときは大きくガッツポーズ)
18時半開場・19時半開演で、2階のみ座席指定のため急ぐことはなく18時半に最寄りの天空橋駅に着く予定で出発!うーん。雨降ってるなぁ。
ホテルを18時前に出て、京急本線エアポート急行の18時10分発の電車にのり、18時33分到着。
駅からZeppHANEDAまで徒歩3分くらいで到着でした。向かってる途中に飛行機がとまってるところが 見れました。
(↑霧吹きのような雨で、傘を横着してたら結構濡れちゃいました)
開場前では整理番号が呼ばれていて、しばらくすると2階席の案内も始まりました。
今日は絶対買うと決めていたグッズがあるのです。
玉置周啓さん作、ゴーストアルバムをイラストで表現した漫画『GHOST ALBUM』
羽田でしか買えないレアものですよ。しかも、アルバム早期予約特典曲の『フクロネズミも考えていた』の漫画、これはSNSでも未公開なので購入した人しか見れない、これぞレアもの。
グッズの列に並ぶも10分くらいで無事に購入できましした。
半袖Tシャツ、長袖Tシャツ、タオルがほぼ売り切れとなってました。(私は大阪で長袖TシャツGET済み、もちろん着用参戦であります)
自分の座席にいくと・・2階席の最前列のみ椅子がふかふか&背もたれがしっかりしている。
前面の策には『物を落とすと危険です。立ち上がらずにお願いします』的なことが書かれてました。
座ってもらうためのこのふかふか椅子。素晴らしい席をありがとう。
ライブ開幕!映像演出と相まって心が揺さぶられる感覚に
怪しげなサイレンが鳴り響きいよいよライブの始まり。うーどきどきどき。
AAAMYYYと夏樹の位置が変わってて、綾斗とAAAMYYYよく見えた。
そして・・映像演出きたー!そして目を奪われたのはサポートベース翔太(BREIMEN)のガイコツ。顔までチャック上げてるし、ガイコツ部分が白いから映像の照明に照らされて際立っておりました。
AAAMYYYの声が大きく聞こえてコーラスの凄さを再認識。真似して歌ってみたりしているがつられる私は大尊敬。夏樹のドラミングが目に入る。すごい怪しいリズム。
綾斗はホームだからかとても気合いが入りつつ心から楽しんで演奏してた。
拍手も暖かくて東京のライブは違う感じがするってゆーのは偏見かしら?
綾斗と翔太でポーズ合わせたり、翔太はAAAMYYYと合わせに行ったりと、このツアーで初サポートの翔太と絆が深まったのかな?そんなことを思いつつ笑みがこぼれてしまう。
あぁ迷路の綾斗のハモリパートがめちゃくちゃ色気があっていい!!あとAAAMYYYの歌い方がサビは声をはって歌ってて、いつものウイスパーボイスではない歌い上げ系になんだか興奮してしまいました。
なんかベースの音が聞こえて来る瞬間がよくあって、耳が育ったのかベースの人の華が目立ったからなのか。
EDENの最後はおそらくこのツアーの中で一番スローテンポだったのではないだろーか。4人でで身体を上下させてテンポを合わせ、心から楽しんでるのが伝染してくる感覚でグッとなった。
綾斗が『もうライブで披露しない曲もある』っていってたけど、春山・冬山どっちもすきだからまたライブで聴きたいな。
ライブで盛り上がる曲もいいけど、心に余白を残してくれるとても大好きな曲なのです。
Tempalayは直接泣かせにかかってくる歌詞ではないのに、こんなに染みわたって涙が出る、尖ってるっていわれてるけど、静かに心を揺さぶってくるバンドなのです。
(↑すごくいい席。また会いにゆきます)
帰るまでがライブ遠征です。余韻をかみしめながら旅路の終わり
会場を出たら、霧の様な雨がふわふわ降っていて、看板や街灯の光が地面にも反射してキラキラしていた。
おわかりいただけるだろうか。
心が浄化されていることに。
不思議な感情のドアをTempalayの音楽でノックされた感じ。こっちもドアを開ける準備が整ってたから感情のドア全開。
そこから風が入り込んで、ドアの中の空気を入れ替えてくれたような、なんて清々しいんだろう。
…と、少々脳内トリップしてしまうくらい良かったんです。やっぱ生Tempalayはたまらんな!
余韻に浸りながら、帰りはあえてローファイヒップホップを聴きながらホテルに到着したのが22時30分頃。
もう飲食店は閉まってる時間で、近くのすき家はテイクアウトだけOKだったのでビビンバ丼をお持ち帰りしました。
カプセル内は飲食禁止で、飲食可能なのは1階フロント横のスペースのみでした。
ご飯のあとはシャワーを浴びて、TwitterでTempalayのライブのつぶやきを検索しながら気を失うように就寝。
翌朝はもう帰るだけなのでメイクは日焼け止めと眉毛のみです。手抜きではなく省エネです。
横浜駅8時50分発のバスに乗りこみ、帰りバスは5~6人の乗車客のみでした。車内アナウンスから空いてる座席に移動OKとのことだったので荷物は隣や前の座席に置いて、帰りも広々快適空間でした。
(↑足柄PAの喫煙所。休憩では毎回降りてリフレッシュしてます)
17時過ぎに大阪駅のバスターミナル到着し、へとへとになりながらもたこ焼きを食べて家路へ着きました。
まとめ:ライブって本当にいいものですね
ぼっちライブ遠征は4回目でした。
ライブのある旅はぜっっったい充実した楽しい旅になるんです。
ひとりなので疲れたら観光せずホテルで休憩も出来るし、自由に動けるのが気を使わなくていいんですよ。
しばらくはライブ予定がないですが、これからもたくさんライブ参戦できますように。
(↑旅の計画表、緑は帰ってきてから追加で書き込んでます)