家での焼肉が、あんまり美味しくないのは仕方が無いことだと思っていませんか?
ちょっと高めの肉を買ってきたから、美味しいに違いない!と思ったのに、家で焼いてみるとイマイチだったり。
「フライパンだから?」「ホットプレートだから?」とか思ったり。
やっぱり焼肉屋のように炭火で網でやらないと、美味しい焼肉は食べられないのかもって思いますよね。
しかし、調べてみると、めちゃくちゃ簡単な方法で美味しく焼ける事が分かりました!
この方法を試してみたら、全く同じ肉を使っていても、味が信じられないほど変わったんですよ。
道具にこだわって炭火で網を使って焼こうと、肉の品質にこだわって高級な肉を買おうと、焼き方が分かっていないと、肉のうまみは逃げるし、硬くなるんだと、身にしみて分かりました!
逆に、焼肉の美味しい焼き方のポイントを守れば、フライパンやホットプレートでも、全然関係なく美味しく焼けます!
おうち焼肉はもちろん、焼肉屋で自分で肉を焼くときも、バーベキューで肉を焼くときも、このポイントを守れば、美味しい肉が食べられます。
不器用でも大丈夫。
お金も掛かりません。
誰でも出来る方法を、今からご紹介します。
焼肉を美味しい焼き方のポイントについて
焼き方のポイントというと、火加減の調節とか、肉をひっくり返すタイミングとか、難しそうな事をしなければいけないと思いますよね。
知ってしまったら「え?そんな簡単な事?」と拍子抜けするかもしれません(笑)
普段料理を全くしない人でも、簡単に出来る方法です。
ポイントは2つあります。
まずは1つ目。
焼肉を美味しい焼き方のポイント1「肉は常温に戻してから焼く」
冷蔵庫から出してすぐの肉は冷たいです。
焼肉をする少し前に冷蔵庫から出して、常温に戻します。
目安は、夏は室温で15分、冬は室温で1時間。
肉がぬるいくらいになっても大丈夫!
むしろその方が、柔らかくて美味しい焼肉が食べられますよ。
次にポイントの2つ目です。
焼肉を美味しい焼き方のポイント2「片面をしっかり焼く」
肉の片面をしっかり焼き、裏返すのは、いい焼け色が付いてから。
片面がしっかり焼けるまで、何回もひっくり返すのはやめてください!
肉の片面がしっかり焼けたのを確認して、初めて裏返します。
美味しい焼肉にするためには、しっかりと焼けるまで待つことが重要。
時々焼いてる面の焼色をチェックして、いい焼色がついたら裏返して、裏面を焼きます。
裏面は軽く焼くだけで十分。
焦げ目が付くほど焼かなくていいです。
片面をしっかり焼いてあるので、問題ありません。
こうして、「常温に戻す」「片面をしっかり焼く」という2つのポイントを守った肉が、本当に美味しくなるのか、そして、なんで美味しくなるのか気になりますよね。
その違いをご紹介します。
焼き方によってここまで変わる!焼いてる時の違いについて
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=zAX41u4R-Ys
冷たいままの肉と、常温の肉は、焼いてる時に違いが出ます。
肉を冷たいまま焼くと、煙が出やすくなるんです。
火の通り方についてですけど、常温の肉の方はムラなく火が通ります。
そして、全体的にきれいな焼き目がつきます。
ところが、冷たい肉の方は、なかなか火が通りません。
なので、冷たい肉の方は、綺麗に焼けないんですよ。
反ってくるので、お箸で抑える必要があります。
しかも、肉の縁が焦げてしまうんです。
冷たい肉は焦げやすくて、常温だと全体的に綺麗に焼けるという違いが出ます。
それだけじゃなく、冷たい肉は、焼いている時に水分が出てきます。
水分が出てしまうと、肉が固くなります。
常温の肉は、焼いても水分は出てきません。
だから柔らかいまま。
焼いてる時に、こんなに違いが出るんですから、味だって違いが出ます。
どんなふうに違うのか。
2つのポイントを守って焼いた肉の味の違いについて
冷蔵庫から取り出して冷たい状態の肉を焼いたものと、常温に戻した肉を焼いたものの味の違いには、本当に驚きます。
常温で戻した方は、柔らかいし、肉の味もしっかりしているし、ジューシーだし、香ばしさもあります。
冷たいまま焼いた肉の方は、 明らかに硬いですし、ジューシーさが感じられません。
香ばしいというよりも、焦げた味がします。
肉を焼いている時間は、明らかに常温の方が短くなります。
冷たい肉の方が、しっかり焼けるまで長く時間がかかります。
そして、水分がたくさん出ます。
そうすると、食感がすごく悪くなります。
全く同じ肉を焼いても、こんなふうに、全然違うわけです。
まとめ
焼肉を美味しい焼き方のポイントは「肉は常温に戻す」「片面をしっかり焼く」という事でした。
誰でも出来る方法ですよね。
肉を冷たいまま焼くと、煙は出やすいですし、綺麗に焼こうと思っても焦げがつきやすいです。
焼くのに時間がかかると固くなりますし、綺麗に焼けなくて味が落ちます。
おまけに 煙も出やすいですし、肉を冷たいまま焼くということは、あまり良いことがないです。
片面をしっかり焼くのがなんで大事かというと、しっかり焼けてないまま何回も何回もひっくり返すと水分が出るんですよ。
水分が出ると硬くなる原因となります。
これは焼き肉だけじゃなくて、厚みのある肉ステーキでも同じことが言えます。
肉を焼く時は、常温に戻してから。
そして、片面をしっかり焼くこと。
この2つのポイントを守って、あなたもぜひ家で美味しい焼肉を食べてくださいね。