acアダプターをなくしたり故障したりした時に、家で使ってないacアダプターを代用できないか、純正以外でも使えるのか、考えた事はありませんか?
私は何度も考えた事があって、いちかばちか試してみるのもありかなって、家の中のacアダプターをかき集めたりもしました。
使えるかどうか1個1個実際につなげてみて、電源が入るか確認しようかなと思ったんですが、結局しませんでした。
なぜなら、怖かったからです(笑)
ダメだった場合、爆発したり、燃えたりしそうで。
だからやっぱり純正を使うしかないのかな~と思ったんですけど、どうしても「いけるんじゃないか?」という考えが頭から離れません。
それに、純正を買うにしても、取り寄せで何日も掛かったり、値段が高かったり、買いに行くのが面倒だったりで、なんとか家の中にあるacアダプターで電源を入れられないかって思ってしまいます(笑)
それ以外にも問題はあって、大手のメーカーの電気製品なら純正のアダプターを売っているから買えますけど、無名のメーカーだったり、何年も前に買った電気製品だったら、もう純正のアダプターが売ってなくて、買いたくても買えません。
やっぱり、純正以外のacアダプターが使えるのかどうか知っておきたい!
そう考えたのがきっかけで、調べてみる事にしました。
そして、使えるというのが分かりました。
あなたもこの記事を読めば、純正以外でもacアダプターが使えるという事が分かります。
そして、別のアダプターを見て「このアダプターだったら、代用できる!」というのが判断出来るようになります。
素人でも分かる、簡単なところを見ればいいだけでした。
今から分かりやすくご紹介しますね。
acアダプタを代用する時にどこを見ればいいのか
acアダプターの、いろいろ書いてあるところを見て判断していくわけですが、その前に見分けないといけないところがあります。
acアダプタの種類を判別する
まずacアダプターには、トランスタイプとスイッチングタイプという2種類があります。
代用したいacアダプターがどっちなのか、判断しなければいけません。
トランスタイプは、おもにオーディオ機器などに使われていて、大きくて重いです。
今の主流はスイッチングタイプで、小さくて軽いです。
どっちか見分ける方法ですが、手に持った時の重さで判断します。
手に持った時にズシリと重いのがトランスタイプ。
私の家に楽器の電子キーボードがあるんですが、その電子キーボードのacアダプターはズシリと重いので、たぶんトランスタイプなんだと思います
ノートパソコンのacアダプターはコンパクトで軽いのでスイッチングタイプですね。
acアダプターの電圧
電圧を確認します。
「__V」と書いてる事が多いです。
私の持ってるノートパソコンのacアダプターを見てみますね。
↑の画像だと、電圧は19vです。
acアダプターを代用する時、電圧が低いと機器は動きません。
反対に、電圧が高いと機器が壊れる可能性があります。
ここの数字が合ってないと代用できないって事ですね。
私のノートパソコンの、このacアダプターが壊れたとします。
他のacアダプターを使えないか判断する時は、同じ19vかどうかを見て、19vじゃなければ落選って事です。
次に見るのは、電流です。
acアダプターの電流
その機器がどれくらいの電気を使うのか。
「__A」もしくは「__mA」と書かれてるところを見てください。
私の持ってるノートパソコンのacアダプターを見てみます。
↑の画像だと、電流は3.42Aです。
ここの電流が、足りないとacアダプターが壊れます。
もしくは、燃える可能性もあります。
しかし、acアダプターの電流量が多いのは構わないどころか、むしろ安心。
代用するacアダプターは、電流の部分に余裕を持ったものを選ぶ方がいいです。
先程とおなじように私のノートパソコンの、このacアダプターが壊れたとしましょう。
他のacアダプターを使えないか判断する時は、電流が3.42A以下だとダメって事ですね。
そして、電流が3.42Aちょうどじゃなくて、5Aとか10Aとか多いと、さらにいいって事になります。
次に見るのが、機器とつなぐ部分です。
acアダプターのプラグの形状
せっかくacアダプターの種類が同じ、電圧もオッケー、電流もオッケーってなっても、機器に挿せないなら、そもそも代用なんて無理なわけです(笑)
プラグ部分を確認しましょう。
だいたいacアダプターのほとんどは、外形5.5mm、内径2.1mmです。
それか、外形5.5mm、内径2.5mmのもの。
ちなみに私のノートパソコンのacアダプターは、外形5.5mm、内径2.5mmでした。
もし違った場合も、「外形5.5mm、内径2.1mm」を「外形5.5mm、内径2.5mm」に変えられる変換プラグが売ってるので大丈夫です。
ここで終わりかと思ったら、まだあるんですよ。
acアダプターを代用できるかどうか、確認しなければならない事がもう1つ残ってます。
それは、極性です。
acアダプターの極性
極性には、センタープラスとセンターマイナスがあります。
↓画像にあるような、こういうマークを探してください。
左に「-(マイナス)」、真ん中に「Cみたいな中に、●黒い丸がある」、右に「+(プラス)」がありますよね。
画像では、真ん中のCの中の●(黒い丸)が、プラスの方とつながっています。
これは、センタープラスという事。
センターマイナスの場合は、マイナスとプラスの位置が逆になります。
左が「+(プラス)」、真ん中に「Cみたいな中に、●黒い丸がある」、右が「-(マイナス)」です。
そして、真ん中のCの中の●(黒い丸)が、マイナスの方とつながります。
この極性が同じでないと、acアダプターは代用できません。
まとめ
今回は、acアダプターが代用できるかどうかについて、ご紹介しました。
例として、もし私のノートパソコンのacアダプターが壊れた時に、どういうacアダプターだったら代用できるのかをまとめます。
- スイッチングタイプであること
- 電圧が19V
- 電流が3.42A以上
- プラグの形状が外形5.5mm、内径2.5mm
- 極性がセンタープラス
こういうacアダプターであれば、使える可能性があるという事。
ただ、やっぱり純正じゃないと使えない場合もあるし、機器が故障するリスクもあります。
そのリスクを理解した上で、代用するかどうかを考えるべきですね。
つまり、試してみるのは自己責任。
逆に、これを知っていれば、電圧が全然違うacアダプターをつなげてみるっていう恐ろしい事をしないで済みます。
あきらめがつきやすいです(笑)
ぜひ参考にしてみてくださいね。