洗剤の容器に「すすぎ1回でOK」と書いてあるものの、正直なんだか気持ち悪いし、本当に大丈夫なのか心配です。
「すすぎ1回でOK」という事は、普通すすぎは何回もするって事ですよね。
本来は何回もしなきゃいけないすすぎを、この洗剤は「すすぎ1回でOK」だよってなってるわけです。
疑わしいから、やっぱりすすぎは2回してるって人も多いでしょう。
しかし心のどこかで、すすぎ1回だと水道代の節約にもなるから、すすぎ1回で本当に大丈夫なのであれば、1回にしたい!と考えてませんか?
私は、水道代の節約のためにすすぎ1回にしたいけど、洗剤が洗い落とせない気がして、すすぎを2回にしているタイプです(笑)
そこで今回は、すすぎ1回で本当にいいのかどうかと、そして、すすぎ1回でもしっかりと洗剤を洗い落とせるやり方が分かったので、その方法もご紹介します。
すすぎ1回は気持ち悪いけど大丈夫?
大前提として、洗剤の容器にちゃんと「すすぎ1回でOK」と書いてある洗剤だという事が大切。
その上で、有名なメーカーはどう言ってるのか見てみましょう。
花王の「アタック 抗菌EX スーパークリアジェル」について
すすぎ1回でOKとしっかり書いてある、花王の「アタック 抗菌EX スーパークリアジェル」についてどうなのか調べてみました。
「アタック 抗菌EX スーパークリアジェル」はすすぎ1回で、安心してご使用ください。洗剤成分が繊維に残りにくいため、使用量の目安に従って適量でお使いいただければ、すすぎ1回で十分にすすげます。
引用元:https://www.kao.com/jp/qa/detail/24800/
洗濯物の繊維に洗剤の成分が残りにくいから、すすぎ1回でも安心して使えるって書いてありますね。
注意点としては、ちゃんと洗濯の時の水の量に合った洗剤の量を守る事が大切。
洗剤の量を守っていれば、すすぎ1回でも十分すすげるけど、洗剤の量が多かったらすすぎ切れない可能性もあるわけです。
ちゃんと守れば大丈夫だという事でした。
P&Gの「アリエール」について
すすぎ1回でOKな洗濯洗剤、P&Gの「アリエール」はどうなのか見てみます。
それぞれのお洗濯洗剤の使用方法を確認しましょう。すすぎ一回でOKのものや2回必要なものがあります。アリエールは、すすぎ一回でOKです。
引用元:https://ariel.jp/ja-jp/laundry-q-and-a
アリエールも先程のアタックと一緒で、洗剤の量を確認し、きちんと量を守る事が重要。
書いてある通りの洗剤の量であれば、すすぎ1回でOKだという事です。
ライオンの「トップ スーパーNANOX」について
すすぎ1回でOKの洗剤であるライオンの「トップ スーパーNANOX」ではどうかというと、こちらも同じですね。
スーパーNANOXは、超コンパクト洗剤だから泡切れがよく洗濯物に洗浄成分が残りにくいため、すすぎ1回でも安心してお使いいただけます。
引用元:https://top.lion.co.jp/products/nanox/
泡切れがいいって書いてあります。
すすぎ1回でも大丈夫だという事です。
洗剤のメーカーはこんなふうに、「洗剤の量を守ってくれれば、1回すすぐだけでも十分すすげますよ」って言ってます。
それは分かったのでこれで納得出来る人は、心置きなくすすぎ1回で洗濯していけるんだと思います。
しかし私は、まだちょっと気になるんですよね~。
なので、さらに調べました。
すすぎ1回で洗剤残りは本当に大丈夫なのか?
洗剤のメーカーはすすぎ1回で大丈夫と言ってるので、洗剤の分量を守って使えばいいという事なんですけど、実際どうなのかが問題。
洗剤が服に残ってる状態が気になる理由は、肌に悪いんじゃないかって事なんですよ。
いろいろ口コミを見まくってみると、人それぞれ違うようです。
人それぞれというか、洗濯機の違いですね。
すすぎ1回でいいのかの重要なポイントは、肌荒れするかどうか。
肌荒れがひどかった人が、試しにすすぎの回数を増やしたところ、簡単に肌が健康になったそうです。
タオルが分かりやすいんですけど、すすぎが足りないと、ゴワゴワしたりザラザラします。
タオルって、すすぎが不十分になりやすくて、その理由は、パイルの中に洗剤液を含みやすいから。
洗濯機でタオルを洗ってみて、状態を確認してみるといいかもしれません。
なぜなら、最近の洗濯機は節水の機能がついていて、水の使用量が少なくなってるものがあります。
そういう洗濯機で洗うと、洗剤の分量を守っても、すすぎ1回だと足りないかもしれないです。
だから、すすぎの回数を増やせばあっさりと問題は解決するわけですが、・・・
水道代が高くなってしまいます。
すすぎの回数を減らしながらも、しっかりとすすげる方法があります!
すすぎ不足解消!しっかりすすぐポイント
洗剤を効率よく洗い流すには、何回もすすぐよりも、脱水を長めにするといいです。
いったん、しっかりと洗濯物の洗浄液を絞ってから、すすぎの水を入れる方がいいという事。
普通は、洗濯機のスイッチを押せば、勝手に洗濯機が洗濯物を洗っていってくれるわけですけど、その時の順番ってこうですよね。
- 洗い
- すすぎ
- 脱水
この時の「洗い」の後に「軽く脱水」が入るんですけど、ここで、しっかり脱水させるのがポイント。
そうすると、さっきのタオルの話で、タオルは「すすぎが不十分になりやすい」とありましたが、その問題点を解決する事が出来ます。
「洗い」で、パイルの中に洗剤液を含んだタオルも、「しっかり脱水」で洗剤液をギュっと絞り出せれば、すすぎの時の新しい水がタオルに含まれて、洗浄液をちゃんとすすげるんです。
なるほど!って感じですよね。
ただ、全自動の洗濯機では、軽く脱水の部分を操作する事が出来ません。
だからすすぎを省略して、まずは「洗い」と「脱水」をします。
この時、脱水の時間は一番長いものを選びましょう。
- 洗い
- 脱水(長い時間)
いったん洗濯が終わったら、また洗濯機のスイッチを入れて、洗いを3分に設定。
- 洗い3分(すすぎ1回目)
- 脱水
これで完璧です!
今まで「すすぎ1回どころか、すすぎ2回では足りなくて、3回とか4回とかすすいでたよ~」という人は、すすぎを省略せずにやるとバッチリです。
- 洗い3分(すすぎ1回目)
- すすぎ(すすぎ2回目)
- 脱水
こうすれば、すすぎの回数を減らしてもしっかりすすげるので、節水が出来ます。
試す価値ありですよ。
まとめ
すすぎ1回では気持ち悪い、洗剤をちゃんとすすげてるの?という疑問については、すすぎ1回でOKと書かれてる洗剤だと、洗剤の使用量を守れば十分すすげているという事でした。
それでもすすげているか心配な場合は、「洗い」の直後の脱水をしっかりすれば、より安心です。
洗濯機のボタンを操作するだけの事なので、簡単。
すすぎ1回で気持ち悪かったあなたも、ぜひ試してみてくださいね。